7月開催「情操と智力」

暑い中を多数参加されました。気温と人数と熱気で本当に暑かったです。
今回は『春宵十話』の「情操と智力」を皆さんで読みました。今回のテーマは、私なりに肝だと感じているところでしたので熱が入り過ぎたかもしれません。余計に暑くしてしまい申し訳ありませんでした(笑)

冒頭、先週同場所で行われた「鍵山秀三郎記念館(仮称)」の地鎮祭の様子から報告させていただきました。
当日は凄まじい雷鳴の朝でした。お祭りが行なわれる寸前にも、風雨が強くなり、テントが飛ばされるのではないかと、テントの支柱を押さえていたほどです。中津瀬神社の丸茂宮司が素晴らしい祝詞をあげていただいたら、日差しが出てきました。とても不思議な経験をしました。この場は神が降りてこられるのでしょう。まさに学びの場としてはふさわしいと感じます。

そして、この会の名前がなぜ「数楽の会」なのかということを、孔子の「六芸」を紐解きながらご紹介いたしました。

本題の「情操と智力」の中の特に「なつかしさ」と「生い立つ」ということに焦点を当て皆さんと考えました。また、参加された方からのリクエストのありました、「数学的自然」についても私なりの解釈を述べさせていただきました。このようなリクエストは本当に嬉しいです!
また、この当時の岡潔が憂いていた日本の状況と今の日本の現状を見比べてどうなのか?そして、これからの子供たちが向かう未来はどんな日本なのだろうか?ということも考える機会になりました。

いつも差し入れを下さる方、社員旅行でのお土産を差し入れて下さる方、初めての方も今回は複数いらっしゃいました。皆様のおかげで、そしてこの場の持つ力でこの会が成り立っています。本当に感謝です。

終了して食べに行ったかき氷が美味しかったです!(^o^)

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コメント: 2
  • #1

    あだちすすむ (月曜日, 24 7月 2017 15:43)

    暑いなかの講義ありがとうございました。
    岡潔先生は私には難解です。けれども「脱線」のおかげで一度も眠らずに聴いています。たぶん脱線のおかげでEテレの生き方を示してくれる番組を録画するようになりました。もうひとつ、民主主義を考えています。セミナーパークで高橋源一郎先生の話しで、私たちが選ぶ今の民主主義は後世にも残る。例えば原発問題。世界に影響を与える。例えば憲法改正など。
    数楽の脱線は、私の考え方に肉付けをしてくれます。

  • #2

    藤野 (月曜日, 24 7月 2017 18:23)

    あだちすすむ 様
    暑い中をご参加ありがとうございました。脱線をお褒めいただきありがとうございます(笑)
    どちらが本講義で脱線か講師も分かっていないので勘弁してください。
    人は「コトバ」の刺激によって、眠っていた考えや、日頃の疑問点を解消するヒントを呼び起こすことがあります。そのためには日頃から「問い」を立てておくことが必要かと思います。それを実践されている証拠だと思います。敬服いたします。